「たてまえ」と「本音」
前置き | 選考委員、応募者、ネット事務局へのメッセージ。 |
選考委員のたてまえ |
この記念すべき第一回P短編文学新人賞の選考委員をやらせていただき、身に余る光栄です。 この文学賞から一人でも多くの方が一人前のプロ作家として巣立ってくれることを心から祈っております。 |
応募者のたてまえ |
選考委員の方々が貴重な時間を割いてお書きになった尊い寸評に謙虚に耳を傾け、今後の執筆の勉強に活かしていきたいと思います。そして、一日も早くプロの先生方の仲間入りができるよう、誠心誠意頑張ります。 このような場を提供してくださったAパソコンネット事務局に心から感謝いたします。 |
ネット事務局のたてまえ |
多くの会員の方々から「今までになかった画期的な文学賞だ!」などと絶賛していただき、主催者の私どもとしては嬉しい限りです。これからも皆様方に喜んでいただけるよう精一杯努力いたします。今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。 最後に、選考委員の仕事を快く引き受けてくださった作家の方々に、心から感謝をこめてお礼申し上げます。 |
私のたてまえ |
P文学賞が「新人賞」であるとはいえ、真の実力がなければ入選など絶対にできないということを応募者達は肌で知ってほしい。 選考委員は、優秀な作品に対して、嫉妬することなく謙虚にその素晴らしさを認め、P文学賞を素直に私に与えてほしい。 ネット事務局は、じらさずに、とっとと私に50万円を渡してほしい。 |
選考委員の本音 |
このクソ忙しい時に、こんな低レベルの小説読んで寸評を書かなくちゃいけないなんて、まるで「拷問」だな。でも、一人でも多くの人間に自分の名を売り込むためには、我慢するしかない。 応募者連中は、この賞で認められてプロになろうなどと考えているようだが、こいつらの実力で作家になんかなれるわけね〜だろ! 馬鹿も休み休みに言え! それにしても、こんなに苦しんでギャラがたったのこれだけかよ? どうやらネット事務局の口車に乗せられてしまったようだな。 クソッ! おもしろくね〜! |
応募者の本音 |
自分の作品なんか、普通の文学賞だったら絶対に入選するわけね〜が、選考委員がこいつらだから何かの間違いってこともあろう。 ネット事務局の野郎! つまらないメッセージや応募作品を読ませて金なんかとりやがって! |
ネット事務局の本音 |
50万円をちょっとちらつかせただけで、こんなに多くの奴が引っかかるとは・・・。 本当に笑っちまうな。 これからもあらゆる手段を使い、会員をわんさか増やし、ガッポガッポ儲けるぞ! そのためには、有名作家だろうが、利用できるものは何でも利用しまくってやる! |
私の本音 |
応募者と選考委員の皆さん、そしてネット事務局の方々が、私の応募作品を読んで何かをつかみ、それをきっかけにして、今後はぜひとも、まっとうな人生を歩んでほしい。 |
作者の コメント |
既に大量の問題メッセージを書いて呆れられているためか、フォーラムでは何のコメントもありませんでした。 (作者:フヒハ) |
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