前置き | 1995年頃、Aパソコン通信ネットの創作フォーラムに登録した作品を元に2000年に書き直した作品。 |
衝動 やけに静かな夜だった。 どうしても寝つけなかった俺は、ベッドから起き上がり、枕元のライトのコードを二度下に引っ張り、豆電球を点灯させた。 真っ暗だった寝室内がわずかに明るくなり、ベッドの脇に置きっぱなしにしておいた「広辞苑」が目に入った。 俺はその分厚い国語辞典を手にとり、適当なページを開いて、適当な部分に目を通してみた。
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作者の コメント |
比較的小さなパソコン通信ネットのフォーラムであり、読んでくれる人が少なく、コメントはあまりなかったのですが、みんな誉めてくれました。 (作者:フヒハ) |